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畳ショップイマムラのこだわり
ブログ/逢畳(アイジョウ)いっぱいの今ドキ職人)
畳ショップ イマムラのこだわり
畳屋
さんてたくさんありますが意外と知られていないのがその畳屋さんが
どんな思いで仕事をしているのか?
畳屋さんはどこも一緒!というのはいささか疑問に感じます。 なぜなら・・・・安さ
のみで勝負!といったり官公庁主体・不動産主体・マンション新築主体・工務店
ハウスメーカー主体・個人客主体と様々な形態のお店があります。
各お店は様々な思いで商売をしていると思います。
当社は良い商品を技術ある職人で仕上げて少しでも長く安心して使っていただける
ようにと思っています。
当社は国家検定1級の畳製作技能士が4名在籍し、県内でも最も多くの職人がいます。
いかなる受注物件であろうと細かい見方をし、より良い製品に仕上げたいと社員全員で
毎日の朝礼にて反省点をあげ、切磋琢磨しています。
そのためにお客様には直接見えない作業をしています。
では、畳襖を長持ちさせるには何が必要でしょうか?
@丈夫な商品(ゴザ・紙)を付ける
A日々のお手入れをきちんとする
B張替のとき傷んだ箇所を必ず補修・補強する
@Aはサンプルを見たりHPの検索で見れば分かりますが
Bはお客様自身がお店に行って観察するしかありません
当店では畳・襖の引き取り時にスキマや凸凹、段差や動きの悪い所などを必ずチェック
して持ち帰ります。
だから意外と
引き取りに時間がかかるんです
(-__-);
お宅によっては『前に頼んだところはすぐ運んでいったよ』と言われることもあります。
当社では当たり前に補修箇所をチェックしているので、そのようなお店では
「スキマとか補修しなくてもいいのかなぁ?」と不思議に思います。
畳
を上げたあとの床板は埃・ごみなどで
結構汚れています
。
そのまま新しい畳を敷くわけにはいきませんので
専用掃除機をもってきて吸い取ります。このサービスをしているお店はあまり無いと
思います。だって手間が掛かるから!
でも手を抜かず隅々まで掃除機をかけます。家具のウラやもちろん廊下も。
さぁ、ここからがお客様には見えにくいところです。
持ち帰った畳は古いゴザ・ヘリを取ります。
その時、ヘリは全部取らないで縫っている下のほうは残す場合があります
新畳を入れてからはじめての畳替えならいいのですが、これを張り替えるたびに
何度もしてると
下腹が
出て畳を敷きこむときヘリとヘリの間に隙間が開きます。
なぜヘリを取らないのか?
それは縫っている糸まで切ると 糸をすべて取り除かないといけないからです。
だからヘリだけしか切らない。そのほうが早いからです。
へりを剥ぐと・・
→→
なんと以前のヘリが4枚も!
当店ではよほど古い床でない限り、へり・糸を取るようにしています。
そのほうが仕上がりがきれいになります。
また引取現場でチェックしたところは補修してから畳表(ゴザ)を張っていきます。
スキマや凸凹の補修はこのとき1枚1枚確認しながら行います。
ですから、
お客様が気になっている箇所があればどんどん教えて頂いたほうが助かります。
その後に
ゴザに付いている染土(白い粉に見えるもので色焼けを防ぐ)を専用機械で均一に取ります。
いきなり雑巾とかで拭くと
ムラになる
のでこの機械を導入しています。
畳の青々とした表情はすごくキレイです。あとはヘリを付けて完成です。
襖の張替え
ではまず
傾きの調整をします。襖フチをのこぎりで切ったり、かんなで削ったりしています。
フチが細くて削れない場合は紙を剥いで骨組みを削ったりします。
そして四方のフチと引き手を外します。
ふちを外した後、ふすま角の四隅をたたいて角しわが出来にくいようにしています。
これをしていないと仕上がりに影響します。
そして、引き手以外の
破れている箇所には紙を貼って全て穴を塞ぎます
。
これをしないとその部分が破けやすくなったり、破けているところの形が出てくるからです。
穴補修をした後、完全に乾くまでご注文の紙は貼れません。もし穴塞ぎの糊が紙に付いたらいけませんので。
さらに襖紙はそのまま貼ればいいということではありません。
襖紙の裏には薄い和紙(油取り紙みたいな紙)を貼ります。
そうすることで紙自体を強くして破けにくくし、さらに下地の柄・汚れを見えにくくします。
この工程をしていないお店もあります(ズバリ!激安の店)だって見えないから・・・当店はふすま専用の機械がありますので、紙を削り、のり付けの所を乾燥させます。
あと外した
ふちはきれいに拭き上げて色が剥げていたら塗料で補修し乾燥させます。
他に
反りがあるふすまはどちらかの面の紙を剥ぐかもう1枚貼るかで調整しています。
早めに修正しないと直りにくくなります。
障子
では結露で下のほうが剥げているものをよく見受けます。
せっかく
丈夫な紙にしても剥げてしまっては何にもなりません
。
当店は結露の起きやすいサッシ窓近くはわざと下の面を広く取ります。
そうすることで剥げにくくしています。
また
糊面が凸凹でひどいときにはカンナ掛けしてのりが付きやすくしています。
最近は金属フチの障子がありますがワクを外して中サンのみに紙を貼ります。そうしないと剥げやすいからです。
あと補修とは関係ないですが
当社の車は全て幌付き車です。
これは突然の雨で
濡れなくするためです。
最後になりますが、仕上げスピードやコストを考えれば、手間のかかる補修をしなければ大量にこなせます。
しかし、畳・襖は次の張替えまで5年10年かかります。毎日の生活で踏んだり動かしたりするものですから
長持ちして使っていただくため。新品の仕上がりに近づけるため。
そしてお客様に喜んでいただけるために日々作業しています。
これが
当店のこだわりです
。
長々とした文章を読んでいただきありがとうございました。
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